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2019.10.11

純白の雪化粧が美しい福島の冬の観光スポット8選!

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はじめに

冬と言えば雪景色やウインタースポーツの季節ですが、福島県に観光旅行に行くことで冬ならではの魅力が存分に味わえます。冬だからこそ楽しめる景色やグルメが福島県にはたくさんあるからこそ、寒さ厳しい季節だからといって家に引きこもってしまうのは非常にもったいないです。

この記事では純白の雪化粧も美しい福島県で、冬に楽しめる観光スポットをいくつかピックアップして紹介します。冬以外の季節の時に福島県を訪れたことがあるという方も、今年の冬はまた別の一面を見に福島県に足を運んでみてはいかがでしょうか。

福島の冬の観光スポット8選

それではさっそく、冬ならではの魅力が楽しめる福島県の観光スポットについて以下で順に紹介していきます。

鶴ヶ城(若松城)

会津若松市にある若松城はかつて難攻不落の城として、会津藩最後の砦として機能していました。現在では本丸とその周辺が観光名所として知られていますが、この若松城は別名「鶴ヶ城」と呼ばれています。冬鶴の姿に似ていることから鶴ヶ城と別称されますが、地元民の方からは冬に雪化粧をした鶴ヶ城が一番美しいと賞賛されるほどです。

しんしんと降り積もった雪をかぶり厳かに佇む様は情緒的で、滝廉太郎が作曲した「荒城の月」は雪が降り積む鶴ヶ城の姿を見ながら作られたとも言われています。また年末年始のシーズンに限り例年のように、「鶴ヶ城元旦登閣」として12月31日の23時半から翌年1月1日の2時半まで開館されます。

積雪の白さに際立つ鶴ヶ城の荘厳な佇まいと一面の銀世界が織りなす風景は、冬のこの時期限定でしか見られません。春の桜が咲く時期も良いですが、鶴ヶ城の美しさは冬という季節が一番引き立ててくれます。

大内宿

昔ながらの建物や町並みが好きという方であれば、「大内宿」の雪景色を見に行くのもおすすめです。大内宿は江戸時代に宿場町として栄えていましたが、その藁ぶき屋根は当時のまま保存されています。その古き良き町並みを一目見ようと観光客が集う訳ですが、大内宿の景色に純白の雪が降り積もるとまた格別です。

特に「大内雪宿まつり」の時期になると、藁ぶき屋根に降り積もった雪や雪に埋もれた建物が雪行灯によってライトアップされ、いっそう叙情的な風景を楽しむことができます。かつて江戸時代を生きた人々も目にしたはずの風景を垣間見れば、遠い過去に思いを馳せ時の旅人気分を味わえます。また大内宿はその名の通り宿泊もできるので、昔ながらの宿に宿泊して郷土料理である高遠そばや豆餅を食べれば、心までほっこりと温まります。

裏磐梯(磐梯高原)

アウトドアスポットとして定評のある「裏磐梯」では、冬だからこそできるウインタースポーツで遊ぶことも可能です。裏磐梯にはスキー場が多数あり、雪質もさらさらとしたパウダースノーであるため、スキーやスノボーとも好相性です。

また裏磐梯に行けば冬の時期にしか見られない「イエローフォール」と「ブルーフォール」という、2種類の滝が見られます。イエローフォールとは噴火口壁から浸み出した水が凍りついた氷の滝のことを指し、対するブルーフォールとは凍結することで青く輝きを放つ氷の滝のことを指しています。イエローフォールは冬にしか見られない氷の滝ということで「幻の氷滝」と呼ばれることもありますし、一方のブルーフォールの元である小野川不動滝は官公庁が選定する名水100選に選ばれるほどの水質の良さです。雪と氷だけで構成された自然の静と動を同時に感じられる貴重な光景は、福島の冬ならではと言える絶景です。

光のしずくイルミネーション

福島市では毎年冬になると、「光のしずくイルミネーション」が開催されます。2007年から始められた同イベントは、「市民みんなで創造する福島市の冬の風物詩」というコンセプトの元、広範囲にわたり色彩豊かなイルミネーションが飾られます。

開催時期は12月から1月末までと長めで、その期間中はイルミネーションのロマンチックな雰囲気を楽しみながら観光やグルメを楽しむことができます。カップルだけでなく家族連れの観光客にも人気の同イベントには、約20万球ものイルミネーションが使用されており、イルミネーション好きの方にはたまりません。

会津 絵ろうそくまつり

毎年2月上旬になると開催されるのが、「会津 絵ろうそくまつり」と呼ばれるイベントです。鶴ヶ城や東山温泉などの有名観光スポットには、夜になると絵ろうそくが点灯されます。

この絵ろうそくは会津地方の伝統工芸品としても知られ、職人の方が一本一本丁寧に筆で絵を描いています。牡丹や菊など色鮮やかな花の絵が細いろうそくを所狭しと彩り、ろうそくに火を灯せば幻想的な夜の雪景色が一面に広がります。御薬園では「静」、鶴ヶ城では「動」という異なったコンセプトで、絵ろうそくが福島の夜を仄かに明るく照らし出してくれます。この会津 絵ろうそくまつりのサブタイトルが「ゆきほたる」と言うのですが、冬の厳しい寒さに丸く灯るろうそくの灯りが、ほたるの光に似ていたことから名付けられたことがよく分かります。

あぶくま洞

雪が降るような冬の寒さだと観光したいと思えない、そんな方におすすめなのが田村市滝根町にある「あぶくま洞」です。鍾乳洞の中は通年で15℃前後に保たれており、冬に行くと温かくさえ感じます。あぶくま洞は全長60メートルほどあり、鍾乳洞の中を散策すると大小さまざまな形の鍾乳石が見られるはずです。

特にあぶくま洞の中にある「滝根御殿」は、鍾乳洞内とは思えないほど広々とした空間になっています。また冬になると音楽コンサートが開催されることもあり、個性豊かなアーティストが演奏する音楽が鍾乳洞内に反響する様は天然のコンサートホールさながらといった感じです。冬でもあまり寒さを感じず観光したいという方におすすめのスポットです。

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スパリゾートハワイアンズ

真冬でも温かく遊べる施設として、「スパリゾートハワイアンズ」があります。常夏のハワイ気分を通年楽しめる温泉施設で、屋外の露天風呂やプールでひとしきり遊んだ後は、女性ダンサー達が踊る「タヒチアンダンスショー」を観覧するのもいいでしょう。このダンスショーは本場ハワイよりもレベルが高いのではないかと噂されるほどの出来栄えで、とにかく圧巻の一言に尽きます。

またスパリゾートハワイアンズには世界最大の露天風呂である「与一」があり、そのエリアだけ江戸情緒たっぷりなためまるで異国から過去に迷い込んだような気分にもなれます。子供からお年寄りまで楽しめる種類豊富なお風呂があるため、体の疲れを癒してゆっくりとくつろぎたい方にぴったりです。

いわきデイクルーズの初日の出特別クルーズ

いわき市で開催されるデイクルーズには、毎年1月1日限定で行われる「初日の出特別クルーズ」というイベントがあります。このクルーズは完全予約制で、いわき・ら・らミュウから朝6時15分に出航した船の上で、水平線から昇ってくる初日の出を楽しめるというのが同イベント最大の魅力です。

クルーズ自体は約1時間と短く感じられますが、乗船記念としてプレゼントを貰えたり振る舞い酒を飲めたりと特別感を演出する企画がめじろ押しです。海上で一味違った形でご来光を見られるということで、同クルーズは冬の福島の観光イベントとして徐々に人気を集めています。

福島で食べたいご当地グルメ

風景やイベントを楽しむ観光につきものなのが、その土地ならではのご当地グルメです。この章では最後に、福島に来たからには食べておきたいご当地グルメをいくつかピックアップして紹介しておきます。

喜多方ラーメン

福島県まで来たのであれば、日本三大ラーメンにも数えられる喜多方ラーメンは外せません。

喜多方ラーメンはしょうゆ味のあっさりとしたスープに細いちぢれ麺を合わせており、具材もチャーシューやネギ、メンマなどとシンプルなものが多いです。シンプルだからこそ素材の旨味が活きる喜多方ラーメンは、一口すすれば体の芯からポカポカと温まります。ラーメンはあっさり派という方におすすめです。

円盤餃子

餃子と言えば宇都宮を思い浮かべる方も多いですが、福島の円盤餃子もそれに負けない美味しさです。

餡にはキャベツや玉ねぎなどの野菜がたっぷりと使用され、一般的な餃子よりもあっさりとヘルシーです。円盤餃子は一人前の個数こそ最低20個からと多い店舗も目立ちますが、食べ始めるとあっさりしていて意外と完食できてしまうのだから不思議です。手作りの皮も薄くてもちもちとしており、餡と皮の食感に肉汁が合わさればビールを飲む手が止まりません。

会津ソースカツ丼

がっつりとしたご飯が欲しい方におすすめなのが、会津のB球グルメとしても知られるソースカツ丼です。

ご飯の上には千切りキャベツが乗せられており、その上にソースがしっかりと絡んだ分厚いソースカツがこれでもかと並びます。カツの衣はカリカリとして内側の豚肉はジューシーで、濃厚なソースの風味がカツの美味しさを引き立ててくれます。県内にもリピーターの多い必食の一杯です。

どぶ汁

元々は漁師飯だったと言われる「どぶ汁」は、あんこうの肝をお鍋で先に炒ってから作られます。大根や白菜など地元で取れる野菜から出た汁に味噌を溶かした汁もので、水を一切使用しないで作る点が特徴的です。

あんこうの肝が溶け込んだ濃厚な味のお汁は一口飲むだけで体が温まり、具材を噛みしめれば野菜の甘みがしっかりと感じられます。ただ新鮮なあんこうが必要だったり作り慣れた人にしか作れないことから、一部では「幻の料理」とも呼ばれるそうです。

まとめ

福島の冬の寒さはなかなか身に堪えるものでありますが、冬に訪れなければ見られない風景や楽しめないイベントが確かにあります。特に冬ほど温泉の温かさが身にしみ、作りたてのご当地グルメの美味しさに胸がほっと温まる季節もありません。 寒さの厳しい冬にはあえて家に引きこもらず、心も体もほっと一息つける福島に観光に来てみてはいかがでしょうか。冬にしか味わえない旅の醍醐味がきっと見つかるはずです。

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