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全国有数の酒処として有名な福島県喜多方市の酒蔵10選!見学や試飲も

2020.01.08

全国有数の酒処として有名な福島県喜多方市の酒蔵10選!見学や試飲も

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はじめに

福島県会津地方北部に位置する喜多方市。福島県の中では最西端にある市です。

日本三大らーめんのひとつとされる「喜多方らーめん」発祥の地ですが、「蔵のまち喜多方」としても有名で、喜多方は本来、蔵のまちなのです。その蔵で作られたのが主にお酒や味噌、醤油などで、昔から醸造業が盛んに行われていました。

そして今でも酒造業は、国内外数々の賞を受賞するなどして、酒造りが盛り上がりを見せています。

今回はそんな喜多方市の酒蔵についてご紹介します。市内の酒蔵をまわる際には、せっかくの「蔵のまち」ですから、街並みを眺めながら徒歩でまわることをおすすめします。しかし、酒蔵は市内を転々としていますので、喜多方市中心は徒歩で、中心から離れたとろこへはレンタカーやタクシーを利用すると良いかもしれませんね。

喜多方市とお酒、その歴史

喜多方市で酒造りが開始されたのは寛永8年(1631年)からだそうで、現在残る酒蔵は10件ほどですが、最も栄えた時には30軒近い酒蔵が存在していたようです。

飯豊連峰からの水資源が豊富な喜多方市は、米どころとしても有名で、米問屋が数多く立ち並んでいた小荒井・小田付地区には、今も多くの酒蔵が残っています。この周辺には酒蔵だけでなく、多くの蔵が軒を連ねており、市内有数の観光スポットとして毎年多くの観光客が訪れています。

喜多方市で作られていたお酒は地元で消費されることがほとんどでしたが、明治37年(1904年)に、ようやく岩越鉄道が喜多方まで開通したことが手伝って、地元から全国へ、販路を拡大して行ったと言います。

「平成の名水百選」に選ばれた喜多方の水

美味しいお酒を作るのに欠かせないのが、上質な水です。

豪雪地帯である会津地方では、冬の間に大量に雪が喜多方周辺の山々に降り積もります。やがてその雪は、地層へ深く深く染み込んでいき、柔らかく、甘みを含んだ軟水となって、雪解け水として市内へ。喜多方の水は飯豊連峰より流れ着きます。この軟水を使った仕込み水で造られた日本酒は、喜多方特有のスッキリとしていて優しい口当たりとなるのです。

喜多方市にある酒蔵

喜多方市には、市内のあちこちに立派な酒蔵が今も残っています。喜多方市を始め、福島県内にも多くの酒蔵があり、近年は毎年のように賞を受賞しています

なかでも、「全国新酒鑑評会」では金賞酒に県内22もの銘柄が選出され、7年連続「日本一」に輝いているんですよ!(2019年現在)

全国初の6年連続だった、昨年2018年の快挙をさらに塗り替えており、この記録はまだ破られたことがないのです。

そんな酒処喜多方の酒蔵をご紹介します!

会津錦

明治初年創業とされていますが、江戸時代に焼け落ち、記録等が全て消失してしまっています。実は明治初年よりも前から創業しており、会津錦の歴史はとても古いものなんです。
地元だけでなく、多くの人に飲んで貰いたいという思いから、昭和42年に社名を「会津錦」に変更しました。

おすすめの銘柄は、

・会津錦 さすけね 純米無濾過生原酒
・会津錦 こでらんに 本醸造無濾過生原酒

「さすけね」は会津弁で「かまわない、大丈夫」の意味で、「こでらんに」は「こたえられない=美味しい、最高だ、たまらない」という意味を持っています。会津弁を用いた商品名にも大変愛着が湧きますね。

▼合資会社 会津錦
住所:〒969-4311 福島県喜多方市高郷町西羽賀字西羽賀2524
電話:0241-44-2144
営業時間:8:00~17:00
休日:不定休
予約:酒蔵見学をご希望の方は事前にご連絡ください
Facebook:https://www.facebook.com/aizunishiki/

小原酒造

小原酒造は、1717年の創業時から300年以上も続く酒蔵です。モーツアルトを聴かせて寝かせたお酒たちは、「蔵粋」と書いて「くらしっく」と読みます。蔵粋は平成31年福島県春季鑑評会で金賞を受賞!日本初の音楽酒として注目され、ファンも多い日本酒となっています。

おすすめの銘柄は、

・特別純米酒 アマデウス
・純米協奏曲 蔵粋
・純米大吟醸管弦楽 蔵粋

▼小原酒造 株式会社
住所:〒966-0074 福島県喜多方市南町2846
電話:0241-22-0074
営業時間:9:00~16:30
休日:年末年始料金
予約:酒蔵見学は常時可能
駐車場:あり
HP:http://www.oharashuzo.co.jp/

喜多の華酒造場

喜多の華酒造場は、喜多方では一番新しい酒蔵ですが、大正8年に「星正宗」の銘柄で創業しています。そして、戦後に「喜多の華」の銘柄で復活した復活蔵なんです。
酒の町喜多方で一番を目指すこと、皆様に喜び多く素晴らしいこと(華)があるように、との願いを込めて「喜多の華」と名付けたそうです。

▼合資会社 喜多の華酒造場
住所:〒966-0862 福島県喜多方市前田4924
電話:0241-22-0268
営業時間:9:30~16:30
休日:年末年始
予約:酒蔵見学をご希望の方は事前にご連絡ください
駐車場:あり
HP:http://www.kitano87.jp/
Twitter:https://twitter.com/kitanohana87

清川商店

寛永8年(1631年)創業で、実に390年近い歴史を誇る清川商店は、喜多方最古の酒蔵です。喜多方市の中央、商店街のある「ふれあい通り」に面しています。

漫画『夏子の酒』のモデルにもなったそうで、蔵の中には著名人の写真なども飾ってあります。現在、近くの「峰の雪酒造場」に醸造を委託しています。

▼合資会社 清川商店
住所:〒966-0818 福島県喜多方市二丁目4659
電話:090-2279-4705
営業時間:8:30~18:00
休日:年末年始料金
予約:酒蔵見学は常時可能

笹正宗酒造

笹政宗酒造は、文政元年(1818年)創業で、福島県だけでなく全国からみても早くから純米酒製造、販売に取り組んできました。今の地酒ブームの火付け役となっています。

1979年に開催された東京サミットの際、当時の米大統領カーター氏が、六本木で笹政宗の純米酒を大変気に入り、絶賛して東京を後にしたという逸話も残っています。

おすすめの銘柄は、
・県産品ブランド認証産品 純米大吟醸
・純米酒

世界最大規模のワイン品評会「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)2015」で純米酒部門において「福島トロフィー」を受賞
2018年には、全国新酒鑑評会で金賞受賞。

▼笹政宗酒造 株式会社
住所:〒966-0931 福島県喜多方市上三宮町上三宮籬山675
電話:0241-24-2211
営業時間:8:30~17:00
休日:日祝日料金
予約:酒蔵見学をご希望の方は事前にご連絡ください
駐車場:あり
HP:http://www.sasamasamune.com/

ほまれ酒造

ほまれ酒造は大正7年(1918年)に創業しました。代表銘柄「会津ほまれ」は、清酒の銘柄としては珍しいひらがなを使用しています。これは、読みやすく親しみやすいことを狙い、「ほまれ」と命名したそうです。また、全国へ会津清酒の名を知って貰いたいとの思いから「会津」とついています。
ほまれ酒造には1,300坪にもおよぶ日本庭園「雲嶺庵」があり、こちらも見学ができます。10種類以上の清酒、リキュール、焼酎などの試飲も可能です。

おすすめの銘柄は、
・純米吟醸生原酒 雲嶺庵
・播州産山田錦仕込 純米大吟醸
・造り酒屋のゆず酒(純米酒仕込)

世界最大規模のワイン品評会「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)2015」では「播州産山田錦仕込 純米大吟醸」が世界一になりました!

▼ほまれ酒造 株式会社
住所:〒966-0902 福島県喜多方市松山町村松字常盤町2706
電話:0241-22-5155
営業時間:9:00~16:30
休日:年末年始
駐車場:あり
HP:https://www.aizuhomare.jp

峰の雪酒造場

昭和17年に大和錦(廃業)から分家した峰の雪酒造場。俳句「四方の花慶雲燗たり、峰の雪」から名付けられたそうです。

蜂蜜を発酵させた蜂蜜酒(ミード)の醸造を行っています。ミードは、ワインやビールよりも歴史のある人類最古のお酒だそうで、会津にあるトチの木の花から蜂蜜を採取して作られています。蜂蜜酒は宝石のようなお酒です。

おすすめの銘柄は、
・本醸造 善内
・蜂蜜酒 美禄の森

▼有限会社 峰の雪酒造場
住所:〒966-0802 福島県喜多方市桜ガ丘1-17
電話:0241-22-0431
営業時間:8:00~16:30
休日:不定休
予約:酒蔵見学をご希望の方は事前にご連絡ください
HP:http://minenoyuki.com/

大和川酒造店

大和川酒造店は、江戸時代中期の寛政二年(1790年)の創業です。酒造りの際に使用する酒造好適米を自社田で栽培し、無農薬、減農薬無化学肥料の良質な米のみを使用しています。超甘口の酒「カスモチ原酒 弥右衛門酒」は、日本でも大変珍しいマイナス20度のお酒です。

また北方風土館を併設しており、使用しなくなった蔵を解放し、昔使用されていた、桶や酒舟、ビンなどを展示しています。試飲もできるので、当時の酒造りを想像しながら、大和川のお酒を味わってみてくださいね。

おすすめの銘柄は、
・純米カスモチ原酒 弥右衛門酒
・純米大吟醸 酒星眼回

▼合資会社 大和川酒造店
〒966-0861 福島県喜多方市寺町4761
電話:0241-22-2233
営業時間:9:00~16:30
休日:元日
予約:酒蔵見学は常時可能
駐車場:あり
HP:http://www.yauemon.co.jp/

夢心酒造

明治10年創業の夢心酒造は、「常に異なり、常に変わらない酒」をコンセプトとしています。

夢心の名前の由来として、こんなエピソードがあります。東海林萬之助(七代目当主)が毎日寝食を忘れるほどにお酒のことを考え働いていると、「朝日稲荷」が夢に出てきて秘伝の酒造りを伝授してくれたそうです。その通りに試造と、これまでと比べ物にならない程の良質なお酒が完成。急いで朝日稲荷を調べ、お礼参りに行った帰りにまた夢を見ます。その夢の中には神が現れて、「夢心」と名付けなさいとおっしゃったため、商標を改めたそうです。

おすすめの銘柄は、
・純米大吟醸 夢心
・純米吟醸 夢心
・純米酒 夢心

世界最大規模のワイン品評会「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)2015」では普通酒の部において「夢心 会津金印」がトロフィーを獲得!

▼夢心酒造 株式会社
住所:〒966-0072 福島県喜多方市北町2932
電話:0241-22-1266
営業時間:8:00~17:00
休日:日・祝日(土曜日は不定休)
予約:酒蔵見学をご希望の方は事前にご連絡ください
HP:http://www.yumegokoro.com/

吉の川酒造店

吉の川酒造店は、地元喜多方で販売数量の98%を売る、地酒と呼ぶに相応しいお酒です。他の酒蔵が首都圏など、日本全国にその販路を開く中で、吉の川酒造のお酒はほぼ喜多方市でしか販売していません。幻のお酒と言われることもあります。拘りは強く、地元の人のために醸造し、地元の人が毎日の晩酌に飲んでもらう酒を作り続けることが目標だそうです。
地元の米を精米し、さらにほとんどの工程が昔ながらの手法で行われています。麹も手作りです。

おすすめの銘柄は、
・手造り純米酒
:しぼりたて生酒
・大吟醸

平成30酒造年度全国新酒鑑評会 金賞受賞!

▼合資会社 吉の川酒造店
住所:〒966-0819 福島県喜多方市一丁目4635
電話:0241-22-0059
営業:9:00~17:00
休日:不定休
予約:酒蔵見学をご希望の方は事前にご連絡ください

まとめ

お酒が大好きでも、手元に届くまでの工程をご存知のかたはどのくらいでしょう。酒蔵で毎日丁寧に造られるお酒の数々は、味わいも奥深く、その歴史や醸造過程を知ることでさらに美味しくいただけることでしょう。

水が上質であるから、もちろんお米も美味しい。それらから造られるお酒が極上なのを、ぜひ喜多方で味わってくださいね。

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