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2020.01.17

福島の知られざる名品!旨味が一味違う福島の豆菓子の魅力とは

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はじめに

今では全国的にも知名度が高くなったふるさと納税ですが、ふるさと納税では各地の特産品を返礼品として貰えることがその最たる魅力と言えます。この記事で紹介する福島県須賀川市では転作農家を支援する取り組みの一環として、転作作物である大豆を利用して豆菓子を作っています。自然豊かな福島の地で作られる大豆や落花生などの豆類には旨味がぎゅっと凝縮されており、その味わい深さについ手が止まらなくなります。

今回は福島の知られざる名品とも言うべき豆菓子の魅力について紹介します。

▼関連サイト▼

ふるさと納税サイト「さとふる」

https://www.satofull.jp/products/detail.php?product_id=1084429

冒頭でも須賀川市が転作農家を支援する取り組みを行っていることに触れましたが、この章ではそんな須賀川市の取り組みについて具体的に紹介しておきます。

須賀川市の取り組みとは

須賀川市農業公社の概要

須賀川市には転作農家を支援するために、公益財団法人として須賀川市農業公社があります。この農業公社では大豆やソバ、ナタネなどの栽培作業を受託したり、栽培された転作作物を買い取ったりしています。また農業公社では買い取った転作作物を活用して、豆菓子や生味噌などの製造販売も手がけています。

もちろん遺伝子組み換えした作物はしていないため、子供にも安心して食べさせられます。須賀川市では農業公社が製造している豆菓子および生味噌を、ふるさと納税の返礼品として指定しています。

ふるさと納税の返礼品

須賀川市では豆菓子と生味噌を返礼品として指定していますが、ここでそれぞれの特徴について簡単に紹介しておきます。

・豆菓子

転作受託作業などで買い取った大豆を味付け加工したもので、大豆の品種については福島県推奨品種である「タチナガハ」を使用しています。個包装のパックになっており、①白砂糖味、②黒砂糖味、③甘醤油味、④揚げ塩味の4種類がそれぞれ楽しめます。素朴な味わいの豆菓子はお茶うけとしてだけでなく、ビールのおつまみなどにもうってつけです。

・生味噌

須賀川市内で栽培された大豆とコシヒカリの岩瀬清流米を使用する生味噌は、天然醸造にこだわり作られています。土蔵でじっくり時間をかけて熟成させる昔ながらの製法で作られた生味噌は、米麹が半分以上を占めており塩分は控えめです。大豆本来の味が活かされた生味噌は食材の味をより引き立ててくれます。

またどちらの返礼品についても須賀川市のマスコットキャラクターである、「ボータン」がパッケージに大きく描かれているのも特徴的です。

タチナガハの品種としての特徴

ここで須賀川市が豆菓子や生味噌に使用している大豆の品種である、タチナガハについても簡単に紹介しておきます。

大豆の品種はさまざまありますが、福島県の推奨品種として指定されているのはタチナガハだけです。これは機械収穫への適応性が高い点、収穫量が別品種のスズユタカと同程度である点などを考慮したと推測できます。

タチナガハはその一粒一粒が大きく、別品種のエンレイよりも粒揃いであると言われています。また粗タンパク質および粗脂肪含有量がスズユタカよりやや高いことも特徴的です。大豆本来の香りが強く感じられ、コクはありながらもややあっさりとした味わいのため、素材の味を活かす豆菓子や味噌に最適という訳です。

須賀川市のその他の魅力とは

須賀川市の魅力は、市内で栽培される大豆から作られる豆菓子や生味噌だけではありません。この章では須賀川市のその他の魅力について、簡単にですが紹介しておきます。

須賀川かっぱ麺

須賀川市で栽培される岩瀬産きゅうりは、夏秋露地栽培の収穫量で日本トップクラスを誇るほどです。そのため須賀川市では地元産のきゅうりを活用し、「須賀川かっぱ麺」という新たなご当地麺を開発しました。

かっぱ麺最大の特徴は、その淡い緑色をした麺にあります。岩瀬産のきゅうりの絞り汁のみで練り上げた麺は、きゅうり本来の色味で目にも鮮やかです。また麺のトッピングとして新鮮なきゅうりやその他バラエティ豊かな具材を乗せ、各店独自のお出汁に特製味噌を溶かしながら食べるという独特な食べ方をします。

食欲のなくなる夏にでもツルッと食べられる、冷たさとコク深い味わいながらもさっぱり食べられるのがかっぱ麺の魅力と言えます。

オリジナルウルトラマングッズ

特撮ヒーローとして人気を博するウルトラマンの生みの親である円谷英二監督は、実は須賀川市出身です。「特撮の神様」とまで称された円谷監督の生まれ故郷として縁のある須賀川市は、2013年5月5日にウルトラマンの故郷である「M78星雲 光の国」と姉妹都市提携をしました。そんな須賀川市内では、ウルトラヒーローや怪獣とコラボレーションしたオリジナルグッズを購入することができます。

缶バッジや本染めの手拭い、さらにはウルトラマンにちなんだグルメまで、幅広い商品が須賀川市内の至る所に点在しています。ウルトラマン好きの方はここでしか買えないオリジナルグッズを買いに須賀川市まで足を運んでみると、ウルトラマンの新たな魅力に出会えることもあるかもしれません。

福島の知られざる名店、「おくや」の豆菓子とは

ここまで福島県の須賀川市のことを中心に紹介してきましたが、福島県には全国的にも人気のある豆菓子を作る専門店があります。それが福島県喜多方市にある豆菓子専門店の「おくや」です。

この章では福島の名品である豆菓子を作り続けるおくやについて、最後に紹介しておきます。

会津豆倶楽部を発足する

福島県の会津地方では昭和50年からの7年間、東京ドーム約21個分もの広大な畑で多くの落花生を栽培していました。しかし時代の変遷とともに落花生を栽培する農家が減り、さらに後継者不足による離農も進み会津の農業は深刻な状態へと追い込まれてしまいます。そこでおくやは地元の風景を100年先まで守り続けるべく、「会津豆倶楽部」を発足します。

会津豆倶楽部では約80人(平成30年4月時点)の農家の方と契約し、栽培された落花生を全ておくやで買い取ることをしています。

手剥きの落花生のみを使用

商品として製造する上で多くの会社が作業効率の良い方法を選び、基本的には機械による作業の割合を多くしています。しかしおくやでは落花生の殻剥きを機械任せにせず、一粒一粒手剥きすることにこだわっています。

こうすることで落花生の実に傷がつきにくくなり、豊富な油分を少しも逃さず加工することが可能になります。何より油分が凝縮された状態で加工することで美味しさが長続きし、口に入れて噛み締めた時に感じられる風味は格別です。

おくやが手がける商品の一例

おくやでは豆菓子の他にも、豆類を使用した商品の製造販売を行っています。手間暇かけて作られる商品はそのどれもが美味しい訳ですが、ここでは参考例としてその一部だけをいくつか紹介しておきましょう。

・うまいお豆10種ミックス

おくやが製造販売する豆菓子はバラエティ豊かな品揃えですが、その個性豊かな豆菓子を一袋で味わえるのがこの10種ミックスパックです。「どの豆菓子が美味しいか分からない」という方でもこの一袋で10種類味わえるため、自分好みの味付けの豆菓子をきっと見つけられるはずです。甘い豆菓子もあればしょっぱいもの、辛いものまでその味付けも風味もそれぞれ違うため、最後まで飽きずに楽しめます。

食べ始めたら最後、手が止まらなくなる豆菓子のバラエティパックです。

・花嫁甘納豆

大粒の紫花豆と白花豆の2種類で作られた甘納豆です。福島県の会津地方では花豆が赤と白の花が咲くことから縁起物と担がれ、結婚式に煮豆として食べる風習もあります。細かな粒の砂糖を白くまぶされた花豆は、見た目通り上品な甘さと柔らかさが楽しめます。素朴でどこか懐かしい甘納豆の味わいは苦味のある飲み物との相性も良く、食べればその美味しさに頬が緩んでしまいます。

・高原の露

大粒の花豆を三日間かけて炊き上げた高原の露は、ほっくりとした柔らかさと上品な甘さが魅力です。大粒で食べ応えはあるのに甘さが控えめなために食べやすく、最後まで飽きません。花豆好きの方であれば必ずハマること間違いなしの、高評価レビューが多い商品の一つです。

喜多方市限定スイーツのソフトクリーム

喜多方市と言えば日本三大ラーメンにも数えられる喜多方ラーメンが有名ですが、ラーメンだけを食べて満足する観光客が多く、平均滞在時間が短いことが課題とされていました。そこで地元でしか食べられないスイーツ作りが構想され、誕生したのがおくやが手がける「ロイヤルピーナッツソフトクリーム」です。

油分と旨味が凝縮された会津産落花生に、落花生の旨味に負けないだけの濃厚なソフトクリームを組み合わせたおくやでしか食べられないソフトクリームです。ピーナッツクリームを思い浮かべるほどに落花生の風味と香りが濃厚で、塩ピーナッツをトッピングすることでその甘みがより一層引き立ちます。あっさりとした喜多方ラーメンだけでは少し物足りないと思った方は、おくやだからこそ作れるピーナッツソフトクリームを食べに行ってみてもいいかもしれません。

まとめ

福島県は自然豊かな土地であることから農業が盛んに行われています。そんな福島の土地で栽培される豆類を使った豆菓子は手間暇かけられて製造されている分、一粒一粒に自然の旨味が凝縮された美味しさが特徴です。

「福島県まで足を運ぶのがちょっと億劫」という方は、通販サイトでも福島の豆菓子を買えるのでそちらもおすすめです。農家の方の愛情がたっぷりと感じられる豆菓子は、素朴なのに一度食べるとクセになるような魅力があります。普段豆菓子をあまり食べないという方にも食べやすい味付けなので、ふるさと納税に興味のある方はひとまず豆菓子の返礼品から試してみるのもいいかもしれません。

ふるさと納税で福島を応援しませんか?

そもそもふるさと納税ってよく聞くけど何?と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「ふるさと納税」とは、ご自身の生まれ育ったふるさとや、愛着のある地を応援することの出来る寄附金制度です。

ふるさとやゆかりのある地、応援したいと思う区市町村に寄附をすることで、寄附主のあなたが今お住まいになっている区市町村の住民税や所得税が軽減されます。

内容によっては、返礼品を受け取ることもできます。

「ふるさとを応援したい。」
「ふるさとの力になりたい。」
「お世話になったあの地に何か恩返しがしたい。」

そんなお気持ちを、ふるさと納税を通して伝えてみませんか。
福島県須賀川市によるふるさと納税の寄附金の使い道は、以下の通りです。

  • 子供たちの健やかな成長を支援する事業
  • 美しいふるさと景観形成事業
  • 安全で安心して暮らすことができるコミュニティづくり支援事業
  • すかがわならではの歴史・伝統・文化を育む生きがい創出事業
  • 指定しない(市長にお任せ)

福島県須賀川市には、今回ご紹介した返礼品の他にも、100種類近くの返礼品が用意されています。
栽培がとても難しいとされている果物ル・レクチェや、近年話題の菜種油の詰め合わせなどもあります。
また、県外にお住まいの方で須賀川市に空き家をお持ちの場合、「空き家見守りサービス」という返礼品があります。須賀川市は遠方で現状確認に行けない、清掃ができないという場合に、現状確認や簡単な清掃をしてもらえるサービスです。とても便利ですよね!

その他に、須賀川市だけではなく今回ご紹介した喜多方市もふるさと納税を実施しています。
ぜひチェックしてみてくださいね。

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