福島名産の大堀焼相馬焼の魅力とは
目次
福島県にはここしかない魅力がたくさんあり、多くの人たちから親しまれています。
その支援のひとつにふるさと納税があり、福島がふるさの人や福島に興味がある方など、全国の人たちから支持を受けています。
福島の各地域では魅力的な商品を返礼品として提供しており、浪江町での「大堀相馬焼」も人気があります。
ここでは福島県浪江町や、ふるさと納税で好評の大堀相馬焼について見てみましょう。
福島県浪江町について
福島県浪江町は、福島県浜通りの北部に位置している町であり、双葉郡に属しています。
ちなみに、1896年以前は標葉郡に属しており、町内東部にある請戸漁港 は、福島県の最東端にあたります。
浪江町はもともと自然が多い街として知られており、美味しいものがたくさんあるなど、福島の中でも観光としてピッタリのスポットと言えます。
旅行雑誌や旅行会社などでもそれを見ることができますので、こちらの地方に観光を予定している方は一度検索してみてはいかがでしょうか。
浪江町の観光スポットとして人気があるひとつに「請戸川リバーライン」があり、ここは浪江町の人々に愛されている遊歩道でもあるのです。
ちなみにこちらは福島の遊歩道50選にも選出されるなど、その人気度を伺い知ることができます。
請戸川リバーラインでは様々なイベントが開催されていることでも有名であり、春には桜まつりが、夏には鮎釣りが、そして秋にはコスモスや鮭の遡上などを楽しむことができます。
また、河口付近には鮭の場があり、ここは東北地区でも最大級の規模を誇っており、請戸川リバーラインにも行くことができます。
いつ訪れても楽しめる、そんな場所でもあるのです。
浪江町は、請戸川の流域を主に、沿岸地域は太平洋に面しています。
また、国道114号が請戸川に沿って内陸部に繋がっており、途中に国道399号や459号が分岐しているのが特徴です。
交通については、太平洋に沿って走っている国道6号やJR常磐線などがあり、町役場は沿岸付近に存在しています。
浪江町の大堀相馬焼を見るついでに、四季折々の浪江町を楽しんでみるのもいいかもしれません。
ふくしまの「まちづくり会社」
福島では町興しが活発な県でもあり、現在は様々な取り組みが行われています。
そのひとつが、こちらの「まちづくり会社」になります。
これは民間の力を利用した施策であり、新しい挑戦のスタートでもあるのです。
福島はもともと魅力の多い県でもあり、さらにその魅力を活性化していこうというものです。
現在、福島が行っている「まちづくり会社」は、地元の方はもちろん、それ以外の人たちからも注目を集めています。
まちづくり会社で出向している町役場職員は、「魅力のある浪江だからこそチャンスがあるはずだ」と断言しています。
2018年1月に設立された一般社団法人は、浪江町民を雇用して公共施設の管理を行い、その他、地域づくりや視察・語り部育成、観光ツアー、イベントなど、様々な事業に取り組んでいます。
浪江町のそのような活動が、町興しを後押している感もあります。
ちなみに、一般社団法人はコーディネーターの役割を担ってくれる人材を募集したところ、全国から予想以上の応募がありました。
このように浪江町では様々な取り組みを行いながら町の活性化をしていますが、ふるさと納税の商品も注目を集めているのです。
浪江町の公式サイトを見てもらうと分かりますが、そちらには様々な種類の商品が掲載されています。
どれも魅力的なものばかりですが、その中でもひときわ人気があるのが大堀相馬焼「おおぼりそうまやき」です。
ご存知の方もいると思いますが、大堀焼相馬焼は浪江町特産品であり、ふるさと納税の返礼品としても人気があります。
浪江町の「大堀焼相馬焼」について
大堀相馬焼は、福島県浜通りの北部に位置している浪江町大堀で焼かれた陶器のことで、略して大堀焼と呼ばれることもあります。
大堀焼相馬焼の歴史は江戸時代まで遡り、江戸時代の元禄年間に、相馬中村藩士が大堀「現在の浪江町大堀」で陶土を発見したのが始まりとされています。
その後、下男の左馬に命じられて日用雑器を焼くようになったのです。
このようにして大堀焼相馬焼は進展していくことになりますが、大堀焼そのものは戊辰戦争後に一時衰微しますが、第二次世界大戦後に見事再興に成功し、1978年には国の伝統的工芸品の指定を受けるまでに成長しました。
さらに大堀焼から発展し、2000年代後半に登場した名産品が「なみえ焼きそば」でもあるのです。
現在もその人気は健在であり、協同組合と作陶関係者の一部が、「陶芸の杜 おおぼり 二本松工房」を開くなど、浪江町の「大堀焼相馬焼」の魅力を全国にしっかりアピールしています。
浪江町の「大堀焼相馬焼」をまだ見ていない方は、この機会に一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。
そのキレイな姿に、きっと魅了されることでしょう。
大堀焼相馬焼の特徴
浪江町の大堀焼相馬焼は、震災後は福島県の南相馬市や郡山市、会津地方などで作陶を再開することになりますが、他にも愛知県や大分県など県外でも作陶を行っています。
大堀焼相馬焼には、次の特徴があります。
2種類以上の、熱膨張が違った釉薬をかけることでできる「青ヒビ」
内側と外側で、2つの器を重ねて焼く「二重焼」の構造になっている
狩野派の筆法とされる「走り駒」の絵がある
以上が大堀焼相馬焼の特徴であり、魅力でもあるのです。
陶器は青磁釉と呼ばれる青みがかった透明なガラス質で、表面を覆って作るのが一般です。
ヒビ割れが模様みたいに器全体を覆っていることもあり、それを「青ヒビ」と呼んでいるのです。
そのヒビ割れ模様が、作品そのものを魅力的で親しみやすいものに変えてくれます。
青磁釉の主な原料となっている砥山石は、こちらの地域だけで採れる原料です。
また青磁釉の他にも、灰釉(かいゆう)、あめ釉(ゆう)、白流釉(しろながれゆう)などを使用しているのも特徴と言えます。
大堀焼相馬焼の作り方
大堀焼相馬焼は、地元にある陶土を材料にしているのが特徴です。
まずはこの土を水に入れて泥水状にして、使用するものと不要なものに分類し、それによって分けられた泥を乾燥させて粘土を作ります。
粘土をよく練った後にろくろに乗せ、後は手作りで形成していきます。
形が整ったら仕上げて陰干しにして、完全に乾いたら約950度の温度で素焼を行うのです。
素焼が終わったものに絵を付けていきますが、このときに描く「走り駒」という馬の絵は、この産地だけに見られるものと言われています。
そして絵を描いた器に釉薬をかけ、再度窯に入れて1,250~1,280度の温度で焼いて終了です。
伝統工芸である大堀相馬焼の二重夫婦湯呑み
浪江町では、ふるさと納税の返礼品として様々なものを提供していますが、その中でも人気があるのが「大堀相馬焼の二重夫婦湯呑み」です。
大堀相馬焼の二重夫婦湯呑みは、寄附金額 18,000円あるいは36ポイントで獲得できます。
容量は大が口径7.4cm、高さ9.5cm、小が 口径6.7cm、高さ9.0cmとなっています。
決済方式で何度で申し込みすることができ、準備ができ次第順次発送をしています。
「大堀相馬焼の二重夫婦湯呑み」は、伝統的工芸品に指定された大堀相馬焼の3大特徴を装備した夫婦湯呑みになり、返礼品として選ぶ人も少なくありません。
二重焼の湯飲みは保温性に優れていることもあり、たとえ熱いお湯を注いでも、手に熱が伝わりにくいのが特徴です。
こちらの商品は受注生産品になることから、手元に届くまである程度の期間がかかることになり、また全て手作りですので色やサイズなどが写真と異なることもあります。
「大堀相馬焼の二重夫婦湯呑み」のポイント制
「大堀相馬焼の二重夫婦湯呑み」は、ポイントで獲得できます。
ふるさと納税が初めての方もいると思いますので、ポイントについて知っておきましょう。
ポイント制は、その年度内に寄附する必要がない非常に便利なシステムです。
ポイント制を採用している自治体に寄附する場合には、次の寄附条件を満たしているかを確認しましょう。
大堀相馬焼の二重夫婦湯呑みのポイント条件は、以下の通りです。
ポイント付与される最低寄附金額は5,000円
ポイント付与される最高寄附金額の上限なし
ポイント付与される寄附金額は1,000円単位
ポイントの有効期限は2年間
ポイントを獲得するためには、最初に自治体に寄附することにしています。
ポイント制度を用いる自治体では、寄附する時点でお礼の品を決める必要がないので安心です。
大堀相馬焼の二重夫婦湯呑みが欲しいときなど、各自の都合やタイミングに合わせて、保有しているポイントとの交換が可能です。
もちろん年を跨いだ寄附でのポイント積立ても可能であり、それが嬉しい点ではないかと思います。
ポイントがあれば、たとえ大堀相馬焼の二重夫婦湯呑みの在庫がなくても大丈夫です。
期間限定品、品切れになった人気商品、さらには次シーズンのお礼品など、実際に寄附した時点で入手できなくても、希望する商品が入荷するまでゆっくり待つことができます。
ポイントがあれば、福島の大堀焼相馬焼品の入手が可能になり、これがポイント制の大きなメリットと言えます。
ポイント付与ルールとしては「5,000円以上の寄附に付与される」、「1,000円毎に2ポイントが付与される」などがありますので、大堀相馬焼の二重夫婦湯呑みの申し込みをする際には確認しておくといいでしょう。
ポイント取得には、ふるさと選択への会員登録、ログインが必要になります。
福島名産の大堀焼相馬焼はふるさと納税で獲得できますので、希望される方は公式サイトに訪れてみてはいかがでしょうか。
魅力の多い街福島では、もっと多くの人たちに福島の魅力を知ってもらうべき、様々な町興し事業を行っています。
また、ふるさと納税も好評であり、公式サイトでは他の地域にはないような魅力的な商品を多数取り揃えています。
ふるさと納税の返礼品として人気のある、浪江町の大堀焼相馬焼にも定評があり、返礼品として大堀相馬焼の二重夫婦湯呑みも注目を集めています。
ふるさと納税で福島を応援しませんか?
そもそも「ふるさと納税」とは、ご自身の生まれ育ったふるさとや、愛着のある地を応援することの出来る寄附金制度です。
生まれ育ったふるさとやゆかりのある地、応援したいと思う区市町村に寄附をすることで、寄附主のあなたが今お住まいになっている区市町村の住民税や所得税が軽減されます。
内容によっては、「大堀相馬焼の二重夫婦湯呑み」のように返礼品を受け取ることもできます。
「ふるさとを応援したい。」
「ふるさとの力になりたい。」
「お世話になったあの地に何か恩返しがしたい。」
そんなお気持ちを、ふるさと納税を通して伝えてみませんか。
福島県浪江町によるふるさと納税の寄附金の使い道は、以下の通りです。
- 震災の記憶の継承
- 新たな産業の振興
- こども達の教育の支援
- 町民の健康増進
- 農林水産業の振興・環境整備
- 町長におまかせ
福島県浪江町の返礼品は、大堀相馬焼の二重夫婦湯呑みだけでなく、土瓶やタンブラーなどもありますよ。
B級グルメとして全国的に一躍有名になったなみえ焼きそばや、親父の小言という格言を用いたグッズなども用意されています。
なんと、返礼品の種類は170種類!それだけ浪江町には魅力がたくさんあるのです。
福島県浪江町を「応援する気持ち」「愛する気持ち」をかたちにしてみませんか。
浪江町の他にも、福島県内の各市町村でふるさと納税を実施しています。ぜひチェックしてみてくださいね。