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2019.12.04

お酒へのこだわりがすごい!仁井田本家のにいだしぜんしゅとは

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はじめに

全国的に日本酒を作る蔵元は多数ありますが、お酒作りへのこだわりだけでなく自然への配慮まで徹底して行なっているのが福島県に蔵元を持つ仁井田本家です。特に仁井田本家が手がける「にいだしぜんしゅ」はお米本来の甘みを最大限に活かしており、日常生活に追われて日々疲れている方にゆっくりと味わってほしい日本酒となります。

この記事ではお酒作りへのこだわりも強い仁井田本家が作るにいだしぜんしゅについて、その魅力を存分に紹介します。また記事の最後にはふるさと納税サイトに関することも紹介しているので、ふるさと納税について興味のある方はそちらも参考にしてください。

仁井田本家とはどんな会社か

仁井田本家は福島県に蔵元を持つ有限会社であり、自然米100%かつ純米造り100%のお酒作りに徹底してこだわっています。そんな仁井田本家は2011年から自然栽培100%のお米でのみお酒を作るという「約束」を果たし、現在もまた別の約束を掲げて有言実行するために日々邁進しています。

そんなお酒作りに本気で向き合う仁井田本家とは、いったいどのような会社なのでしょうか。この章ではまず仁井田本家の会社の概要について解説していきます。

仁井田本家の米へのこだわり

仁井田本家がお酒作りに使うお米は、自社田の他に県内外にある契約農家から収穫できるもののみ使うというこだわりぶりです。ここで仁井田本家が掲げる自然栽培米についても触れておくと、農薬や化学肥料を一切使わず栽培されたお米のことを指します。

平成22度時点から自然米100%かつ純米率100%をすでに達成しており、仁井田本家で使用している自然米の一覧としては以下のようになります。

  • 亀の尾、一本〆:自社田で栽培、主に「田村」ブランドで使用
  • 美山錦、五百万石、山田錦、雄町:主に「穏(おだやか)」ブランドで使用
  • 夢の香、千代錦、こしひかり:主に自然酒、旬味で使用
  • 豊錦:宮城県での契約栽培、主に自然酒で使用

平成28年度時点で自社田は約6haあり、この自社田の大きさからも仁井田本家がいかにお酒作りに真剣であるかが伺えます。

仁井田本家の自社田へのこだわり

仁井田本家では自社田で自然米栽培を行っていますが、肥料は収穫したお米の稲わらやもみ殻などを使用しています。また草取りには田車や人力、かぶとえびを使用して、「日本の田んぼを守る」活動の一環として自社田で田んぼの作業方法を学ぶための「田んぼのがっこう」も開催しています。

そうした取り組みの成果として平成21年には農業生産法人 有限会社仁井田本家あぐりを設立し、また有機農産物(JAS)の認定を取得しました。

仁井田本家の仕込水へのこだわり

日本酒作りでは仕込水の水質もかなり重要になりますが、仁井田本家が使用する仕込水として自社田近くの「竹の内井戸水」(硬水)と、自社山から湧き出る「水抜きの湧水」(軟水)という2種類の天然水をブレンドして使用しています。洗米作業やタンク洗浄についてもこの天然水を使用しており、天然水の保全活動の一環として100haの自社山の管理も行なっています。

また自然環境の保護への観点から排水についても水質基準を満たすだけの処理を行い、お酒の容器についても洗うだけで再利用可能なリユース瓶を採用しています。

仁井田本家はお酒作りに関わるお米や仕込水の品質を高水準に保つべく、さまざまな方面での取り組みを行なっています。これは仁井田本家が掲げる使命の通り、「日本の田んぼを守る酒蔵になる」という宣言を有言実行するためでもあります。

良質な米および水がなければ美味しい日本酒が作れないことを十分に理解するからこその行動であり、会社として果たすべき社会的責任について真剣に向き合っていることの証拠がこの活動の全てに詰まっていると言えるでしょう。

仁井田本家が手がけるこだわりのお酒とは

仁井田本家が手がける日本酒ににいだしぜんしゅがありますが、これもあくまでいくつかある日本酒ブランドのうち1つだけです。仁井田本家ではにいだしぜんしゅ以外にも個性豊かな日本酒ブランドがあります。この章では簡単にですが、仁井田本家が手がける日本酒ブランドとそのこだわりについて紹介しておきます。

仁井田本家の日本酒ブランド

ここで仁井田本家が手がける日本酒ブランドそれぞれの特徴について、簡単に触れておきます。

・にいだしぜんしゅブランド

生もとかつ等ブランド独特の汲出し四段仕込みで仕上げられたにいだしぜんしゅは、軽くまろやかな口当たりの軽さととろりとほどけるような甘みが特徴の日本酒ブランドです。お米だからこそ出せる旨みはそのままに、仄かに感じられる酸味で全体の味がまとめられている印象を受けます。

・穏ブランド

穏ブランドでは醸造用乳酸菌を使用せず酒母として白麹を使用しており、食中酒として幅広い料理に合わせられるよう作られた日本酒です。仕込水の水質の良さを味わえるように、日本酒本来の香りや味わいはあえて控えめになるよう調整されています。特に上品なメロンを思わせる香りと甘みが楽しめる「穏 純米吟醸」は、食中酒としてだけでなく食後酒としても楽しめます。

・百年貴醸酒ブランド

日本酒と言えばお米と仕込水で作るのが一般的ですが、百年貴醸酒では仕込水の代わりに前年作った貴醸酒を使うため、名前の通り百年先まで続くようにと寿ぐぜいたくな作りの日本酒です。まったりと濃密な甘みはけれど後口は上品で、日本酒好きの方であれば食前や食後に試してほしい一品です。

これ以外にも季節限定で作られる日本酒もあり、仁井田本家では一年を通して楽しめるお酒を作っています。各ブランドによってそのこだわりはそれぞれ違いますが、この記事ではにいだしぜんしゅブランドに焦点を当てその魅力をより深く掘り下げてみましょう。

仁井田本家の注目ブランド「にいだしぜんしゅ」のこだわり

前章では仁井田本家が手がける日本酒ブランドをいくつか簡単に紹介しましたが、この章では中でも注目ブランドとして高評価されているにいだしぜんしゅブランドの日本酒それぞれについて紹介していきます。

しぜんしゅ 純米原酒

昭和42年に発売して以来、長らく愛されている日本酒です。汲み出四段仕込みという昔ながらの製法で作られる純米原酒は、一口飲むととろりとした濃厚な甘みにまず驚くはずです。原酒なので精白率は70%と低めですが、舌触りもなめらかで後味のほのかな酸味もきつくありません。甘口の日本酒が好きな方だけでなく、辛口好きの方にも一度は味わってほしい仕上がりです。

しぜんしゅ 純米吟醸

生もと酒母仕込みでつくられた純米吟醸は、まろやかな甘みとお米本来の旨みが調和した味わいです。生もと仕込みであるがゆえの酸味も合わさってなお飲みやすい味は、どんな料理とも相性良く日々の食事とともに飽きずに味わえる癖のなさです。

しぜんしゅ 燗誂(かんあつらえ)

日本酒の飲み方としてキンキンに冷やして飲むのも美味しいですが、お燗にして飲むのもまた格別です。燗誂は自然酒を作りさらに一年間蔵で熟成させた、お燗専用の日本酒です。お燗として温めて飲むと酒母本来の味わいが立ちやすく、常温よりもお酒の香りや旨みを味わえます。冬限定で楽しむというよりは年間通じて楽しめるよう、やわらかな旨みと甘みが美味しい日本酒に仕上がっています。

しぜんしゅ にごり

もろみを石臼で挽いた純白のにごりは、一口飲めば糀の香りをまろやかな甘みとともにぜいたくなほど感じられます。しっかりとした旨みや生もとのほのかな酸味の後にはじんわりと苦みを感じますが、ふつりと切れるような後味が特徴的です。澱りが多いので見た目には淡雪が溶け込んだようにも見える美しいにごり酒です。

料理酒 旬味(しゅんみ)

料理酒としては上等な自然米100%で仕込まれた料理酒です。醸造発酵することで天然のアミノ酸を増やしており、和食料理はもちろんひき肉料理の旨みも引き出してくれます。料理酒であってもお米本来の甘みは感じられるため、料理に加えることでまろやかな甘みや照りをプラスできます。使用する量を一般的な料理酒よりも控えめにしても、料理酒の風味が消えてしまうこともなくしっかりと残ります。

しぜんしゅ OK

木桶仕込みで作られるOKは上記で紹介したお酒よりも重厚感のある味わいで、生もと由来の酸味とお米本来の甘みがしっかりと合わさって常温でもその力強い味わいがきちんと感じられます。日本酒好きの方であればきっとクセになる味わいですが、日本酒を初めて飲むという方であればまずは少量から試した方がいいかもしれません。お酒自体も有機JAS認定を取得するOKは、まさしく「正統派生もと造り」の看板通りの味わいです。

日本酒と言えばその香りが苦手という方も多いですが、日本酒のライト版とも言えるにいだしぜんしゅを試してみればその苦手意識も徐々になくなるかもしれません。今では自然派の作り方にこだわる蔵元も少なくなってしまいましたが、作業効率を優先した日本酒では味わえないお米本来の甘みと旨みが味わえるのが仁井田本家の日本酒です。

興味を持たれた方は一度日本酒好きの方に付き合ってもらい、少量から飲んでみてはいかがでしょうか。

まとめ

福島県にある仁井田本家は「自分が飲んで美味しいと思う、米の旨みがある日本酒」作りを大前提としています。それが昔ながらの独特な仕込みにこだわるルーツであり、原動力となっています。また仁井田本家では日本酒以外の発酵食品も取り扱っており、甘酒や糀チョコなども公式ホームページから購入することができます。

仁井田本家がある福島県郡山市では、ふるさと納税のお礼品として仁井田本家のにいだしぜんしゅセットを用意しています。ふるさと納税をしたいという考えのある方であれば郡山市に寄付することで、にいだしぜんしゅをお礼品として貰うことができます。興味のある方にはおすすめです。

▼参考サイト▼

ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」

https://www.furusato-tax.jp/product/detail/07203/414083

そもそも「ふるさと納税」とは、ご自身の生まれ育ったふるさとや、愛着のある地を応援することの出来る寄附金制度です。

生まれ育ったふるさとやゆかりのある地、応援したいと思う区市町村に寄附をすることで、寄附主のあなたが今お住まいになっている区市町村の住民税や所得税が軽減されます。

内容によっては、仁井田本家のにいだしぜんしゅセットのように返礼品を受け取ることもできます。

「ふるさとを応援したい。」
「ふるさとの力になりたい。」
「お世話になったあの地に何か恩返しがしたい。」

そんなお気持ちを、ふるさと納税を通して伝えてみませんか。

福島県郡山市によるふるさと納税の寄附金の使い道は、以下の通りです。

  • 震災復興
  • 子育て
  • 福祉
  • 教育
  • 環境保全
  • 高齢化社会対策
  • 保健衛生施設整備
  • 文化
  • 体育
  • 自治体におまかせ

福島県郡山市のふるさと納税では、仁井田本家のにいだしぜんしゅセットだけでなく、全国的に有名な酪王カフェオレシリーズや、郡山ご当地グルメのクリームボックスなど、130種類以上もの返礼品が用意されています。

福島県郡山市を「応援する気持ち」「愛する気持ち」をかたちにしてみませんか。
また、福島県内では各市町村でふるさと納税を実施しています。下記サイトよりチェックしてみましょう。

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