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2019.12.04

三大ラーメンだけじゃない!福島のご当地ラーメン食べ歩きのススメ

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はじめに

福島県と聞いて皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。尾瀬や五色沼などの景勝地を思い浮かべるでしょうか、それとも歴史的にも有名な会津若松を思い浮かべるでしょうか。福島は海と山それぞれの恵みも豊かでありながら、歴史的な寺社仏閣や史跡も数多く県内にあります。ただそれ以外にも有名なものとして、福島県には有名なご当地ラーメンがあります。

この記事ではそんな自然の恵みが豊かな土地だからこそ発展した福島のご当地ラーメンについて、普及したルーツも併せて紹介します。ラーメンに目がない方はこの機会にぜひ、福島県のご当地ラーメン食べ歩きを検討してみてはいかがでしょうか。

ラーメン好きな方であればご存知かもしれませんが、日本には「日本三大ラーメン」と呼ばれるものが存在します。

北海道の札幌市発祥とされる「札幌ラーメン」に福岡県福岡市発祥の「博多ラーメン」、それと福島県喜多方市が発祥地の「喜多方ラーメン」があります。福島県のご当地ラーメンと言えばこの日本三大ラーメンにも数えられる喜多方ラーメンが有名ですが、実は福島には喜多方ラーメン以外にも美味しいご当地ラーメンがあることをご存知でしょうか。

記事の前半ではまず福島の三大ご当地ラーメンとして、福島県内で店舗数の多いご当地ラーメンについて順に紹介していきます。

喜多方ラーメン

福島のご当地ラーメンを紹介する上で絶対に外せないのがこの喜多方ラーメンです。喜多方ラーメンは豚骨ベースのあっさりとした醬油味のスープに平打ち熟成多加水麺を合わせたものが一般的です。ただ店舗によっては豚骨ベースのスープに煮干しなどの魚介類ベースのスープをブレンドしていますし、醬油味以外にも塩味や味噌味の喜多方ラーメンを提供しているところもあります。喜多方ラーメンと聞くとあっさりとした醬油味のスープに縮れ麺というイメージが先行しがちですが、実際には店舗によってその違いがかなり明確です。

喜多方ラーメン自体は1987年にブームが起こり全国的な知名度が高まったため、「蔵のまち喜多方 老麺会(らーめんかい)」というPR団体まで発足されています。またこの団体に所属している店舗は老麺会ののぼりを掲げており、観光者向けに発行されている「老麺会まっぷ」にその名前が掲載されています。観光で喜多方ラーメンを食べたいという方はこのマップを元に、喜多方ラーメンの店をはしごしても新しい発見があるかもしれません。

福島県民からも絶大な支持を受けている喜多方ラーメンは、観光者向けのアレンジも多彩です。例えば道の駅喜多の郷では喜多方ラーメンバーガーや、喜多方ラーメンのスープでご飯を炊いたラーメン丼、さらには縮れ麺を生地にしたラーメンピザなどを提供しています。ここからも喜多方ラーメンのネームバリューがいかほどのものかということが伺えます。

以下で紹介するお店は福島の店舗ばかりですが、フランチャイズ展開している坂内食堂でも喜多方ラーメンの美味しさを味わえます。近隣にあるという方は、そちらに足を運んでみてもいいかもしれません。

源来軒

喜多方ラーメンの元祖と言えば、大正末期から営業している源来軒です。豚骨の他に鶏ガラと煮干しをブレンドしたスープに、店主が毎朝手打ちしている平ための縮れ麺を合わせたラーメンがシンプルながらも奥の深い味わいとなっています。店構えもどことなくノスタルジックな中華料理屋風であるため、古き良き時代の名残に浸りながら喜多方ラーメンを味わえる名店でもあります。

来夢

数ある喜多方ラーメンの店舗の中でも、特にチャーシューが美味しいのが来夢です。来夢ではチャーシューだけで数ヶ月をかけて仕込んでいるため、時間をかけて熟成されたチャーシューは脂っこくないのにとろっと口の中でとろけてしまう柔らかさがクセになります。自家製の麺も2日間かけて熟成させてから提供しており、もっちりした食感で喉越しも良いです。

喜一

喜多方では朝からラーメンを食べる「朝ラー」という習慣が根付いていますが、そんな朝ラー実施店でもあるのが喜一です。老舗和食店のような上品な佇まいで味わえるのは、後味もあっさりとした淡麗塩ラーメンです。シンプルに洗練された鶏ガラスープには味ごとにこだわりの違う麺が合わせられており、チャーシューやメンマは同じ熟成醬油で仕込むという徹底ぶりです。早い時には朝10時に閉店してしまう行列店なので、なるべく朝に訪問してみることをおすすめします。

白河ラーメン

奥の細道にも登場する白河の関が置かれた東北の玄関口とも言われる白河にも、福島のご当地ラーメンとして知られる白河ラーメンがあります。豚骨ベースの醬油味のスープに手打ちの太縮れ麺を合わせた白河ラーメンは、喜多方ラーメンよりも味がやや濃いめなのが特徴的です。基本的には「とら系」と呼ばれるものが主流ですが、とら系とは別に独自進化した白河ラーメンも存在します。

喜多方ラーメンと並ぶ人気のラーメンとして知られており、白河ラーメンは福島市内だけでなく全国的にも広まりを見せています。以下では白河ラーメンとして人気のお店をいくつか挙げておきます。

とら食堂

白河ラーメンの源流となったのが、「とら系」として店名をもじられているとら食堂です。豚骨と鶏ガラベースのあっさりとしたスープに手打ちの中太麺が合わされ、シンプルな味わいだからこそ炭で燻されたチャーシューの風味も引き立ちます。とら食堂のラーメンの美味しさに何人もの人が惚れ込み同店で修行を積み店を出したのが白河ラーメンの発端と言われていますが、シンプルだからこそ奥の深い味わいは今もなお衰えていません。

手打ちラーメン 英(はなぶさ)

白河ラーメンと言えば醬油味のスープが主流ですが、こちらのお店では塩ラーメンも人気です。白河ラーメンらしくあっさりとした味わいのスープにやや細めの手打ち麺が絡み、シンプルだからこそ飽きの来ない味になっています。最寄駅から歩いて10分程度で辿り着けるためアクセスしやすいと言えますが、やはり人気店であるため開店と同時に満席になってしまうこともよくあります。待ち時間が発生することをあらかじめ見込んでおくといいかもしれません。

あずま食堂

地元客だけでなく観光客でも賑わうのが、南湖公園近くにあるこのあずま食堂です。同店では白味噌と白ごまをブレンドした「秘伝のみそ」で味付けされた、白ミソタンメンが一番人気です。コク深くあっさりとしたスープの上にはもやしやキャベツ、コーンといった野菜が乗せられ、ボリュームもしっかりあります。店主こだわりのもっちりとした麺にファンがついている他にも、もっちりとした皮がカリッと焼き上げられた餃子やジューシーな唐揚げといったサイドメニューも人気です。

郡山ラーメン

福島県の中央部で交通および経済の中心地として栄える郡山市は、北に喜多方、南に白河と人気ラーメンの街に挟まれる形で立地しています。そのため郡山でも何かご当地ラーメンを作れないかと考えられた末に誕生したのが、この郡山ラーメンです。郡山市の姉妹都市として九州地方の久留米市がありますが、その久留米市は豚骨ラーメンの元祖とされています。そこにちなんで作られた郡山ラーメンは豚骨ベースのスープが主流です。ただ豚骨以外にも特徴的なラーメンが多く、以下ではバラエティ豊かな郡山ラーメンのお店を紹介しておきましょう。

ますや 駅前店

スープが黒いラーメンと言えば富山ブラックが有名ですが、郡山にも郡山ブラックという黒いスープのラーメンを出すお店があります。郡山ブラックを出すお店の一つがこのますや 駅前店で、メニューは郡山ブラックと言われる「伝」と濃厚な味わいの醤油ラーメンである「新」の二種類しかないという潔さです。郡山ブラックと聞くとガツンとした味なのかと思われるかもしれませんが、意外にも甘みさえ感じられるあっさりとした優しい味わいが特徴的です。

大番(おおばん)

にんにくのきいたラーメンがお好きなら、大番がおすすめです。同店では大量のにんにくがガツンと香る「にんにくみそラーメン」が人気で、白味噌ベースのスープににんにくの風味がしっかりときいており、スタミナ抜群のスープと一緒にたっぷりの野菜が食べられるのも嬉しいところです。一週間の仕事終わりの日に食べる一杯としていかがでしょうか。

まぜそば 凛々亭 郡山本店

ませそばが好きな方であれば外せないのが凛々亭です。和風や塩、明太子などの種類も豊富なのまぜそばは、濃厚な出汁の味付けだけで食べるのはもちろん、お酢やラー油をまわしかけて味の変化を楽しむこともできます。またランチ限定で「平成の中華そば」も出しているので、興味のある方はそちらもおすすめです。

福島の三大ラーメン以外のおすすめ

ここまで福島県内の三大ラーメンについて紹介してきましたが、ここで最後にそれ以外の美味しいラーメンについていくつか紹介しておきます。

馬力本願

福島は会津地方の食材にこだわって作られているのが、馬力本願で出される「会津馬味噌ラーメン」です。馬の骨と豚骨をじっくりと煮込んだスープに会津味噌4種をブレンドして完成されたこのスープは、会津味噌の旨味をとにかく引き立ててくれます。ラーメンに乗っているチャーシューも馬肉で作られており、会津ならではのこだわりが詰まった一杯です。

会津ラーメン

「会津地鶏のガラを使ったスープの旨味と、福島県産豚骨のコク」があるラーメンを、会津若松市では会津ラーメンと総称します。基本的には会津ラーメンでは豚骨と鶏ガラの透き通ったスープが多いですが、そこに魚介系のスープをブレンドしたり背脂をトッピングしたりと各店で独自の個性を出しています。各店の紹介については割愛しますが、観光がてら会津若松市に立ち寄ってラーメンを食べてみるとまた新たな発見があるかもしれません。

まとめ

この記事を読んだだけでも、福島県がかなりのラーメン激戦区であることが伝わったのではないでしょうか。ここでは触れられなかったお店でも個性豊かで美味しいラーメン店がいくつもあるので、ラーメンの食べ歩きをしながら自分好みの一杯を見つけてみるのもおすすめです。

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