福島がもっと発展するために。
地元の を応援するメディア。

2019.12.30

会津若松といえばここ!絶対に訪れたくなるおすすめ日帰り観光ルート

よかっぺボタンを押して
このチャレンジを応援!

1よかっぺ

福島県の会津地方に位置する会津若松市。人口およそ12万人程の市で、城下町としても知られています。幕末の明治維新の舞台となり、有名なのは鶴ヶ城や白虎隊など。新撰組や幕末ファンが毎年数多く訪れ、街全体が歴史好きにはたまらない観光スポットなのです!会津若松では歴史の他にも、会津の美しい四季を感じ、美味しい地酒や郷土料理を味わうことができます。五感を持って会津若松を堪能してみてはいかがでしょうか!
 
今回は、会津若松の魅力を1日にギュッと濃縮させた観光ルートのご紹介です!これを読めばあなたも会津若松を訪れたくなること間違いなしですよ!


はじめに

おすすめルートは、鶴ヶ城周辺→七日町周辺→飯盛山周辺!

なんと!このおすすめルートは「まちなか周遊バス ハイカラさん・あかべぇ」に乗って全て観光できるのです。2種類あるバスですが、違いはデザインと運行順。ハイカラさんに対して、あかべぇは逆回りに運行しています。1日乗車フリー乗車券を購入し、レトロでお洒落なハイカラさんとあかべぇで移動も楽チンです!指定観光施設では、フリー乗車券の提示で割引料金になりますので要チェックです。
 

1日フリー乗車券:大人、中学生600円/小人300円

HP:https://www.aizubus.com/rosen/machinaka-shuyu


会津若松の大本命【鶴ヶ城】周辺

滞在時間:約2時間30分

アクセス:会津若松駅からバスで約10分

まずは会津若松観光の大本命、鶴ヶ城に向かいます。鶴ヶ城内には千利休所縁の茶室麟閣があり、一箇所で2つの観光スポットを巡ることが可能です。徒歩圏内には、御薬園があるのであわせてご紹介します。


鶴ヶ城天守閣(国指定史跡・若松城跡)

鶴ヶ城は、言わずと知れた会津若松の最重要観光スポットです!会津若松のシンボルである鶴ヶ城は今から約630年前に、前身である東黒川館が築かれたと言われ、かの戊辰戦争では援軍の見込まれない中約1ヶ月もの間、籠城していたとされる名城の一つです。この鶴ヶ城が陥落したと誤認してしまった白虎隊(16~17歳の少年で編成されていた部隊)たちが、会津武士の教えを守り飯森山で自害した悲話も一緒に語られることが多くあります。
 
平成23年には現役当時の鶴ヶ城を再築しようと、赤瓦へのふき替えを行いリニューアルされました。なんと!鶴ヶ城天守閣は現存する国内唯一の赤瓦天守閣であり、国指定史跡となっています。

鶴ヶ城公園内はとても広く、お堀の外からお城まで思っている以上に時間がかかるかもしれません。余裕を持って公園内の散策を楽しんでくださいね。

アクセス:【バス】ハイカラさん・あかべぇ「鶴ヶ城入口」下車、徒歩5分

料金:大人 410円/小人 150円

時間:年中無休 08:30~17:00(入城締切16:30)

住所:福島県会津若松市追手町1-1

電話:0242-27-4005(鶴ヶ城管理事務所)

HP:http://www.tsurugajo.com/


茶室麟閣(りんかく)

茶室麟閣は園庭の四季を眺めながらお抹茶をいただくことが出来ます。

茶の湯を愛していた会津藩主、蒲生氏郷が鶴ヶ城内に建てた茶室です。氏郷の茶道の恩師である千利休の死から茶道が衰退するのではとの懸念があり、利休の子である千小庵を会津に招き、茶道の復興に努めさせた場所がこの茶室麟閣なのです。

小庵ゆかりの地となった麟閣は、明治7年に若松城(鶴ヶ城)解体に伴い、存続の危機が訪れます。その際に、石州流怡渓派森川善兵衛が政府に願い出る形で、自宅へと移築します。長年保存されていた麟閣は、平成2年に、元来の場所である鶴ヶ城内に移築され現在の姿となりました。

アクセス:鶴ヶ城公園内にあります。

料金:大人 200円(茶室麟閣共通券は510円)/中高生以下無料

時間:年中無休 08:30~17:00(入城締切16:30)

住所:福島県会津若松市追手町1-1

電話:0242-27-4005(鶴ヶ城管理事務所)

HP:http://www.tsurugajo.com/


御薬園(国指定名勝)

御薬園は、歴代の会津藩主が愛した会津の四季を映す見事な庭園です。始まりとされるのは室町時代。霊泉の湧き出したこの地に江戸時代を代表する大名型の山水庭園であることから、昭和7年には国指定名勝となっています。

御薬園の由来は、庭園に薬草を数多く栽培していることから来ており、庭園の四季を感じながら薬草茶で日々の疲れを癒してみてはいかがでしょうか!

鶴ヶ城からは徒歩15分程で到着します。鶴ヶ城と御薬園はセットで計画を立てると他の観光地もスムーズにまわれますね。

アクセス:【バス】ハイカラさん「御薬園」下車、あかべぇ「御薬園入口」下車すぐ

料金:大人320円/高校生270円/小中学生160円

お茶セット券 大人800円/高校生750円/小中学生600円

時間:年中無休 08:30~17:00(入城締切16:30)

住所:福島県会津若松市花春町8-1

電話:0242-27-2472

HP:http://www.tsurugajo.com/


レトロな街並みが魅力の【七日町周辺】でランチ

滞在時間:約2時間30分

アクセス:鶴ヶ城からバスで約10分

会津若松から鶴ヶ城、鶴ヶ城から七日町までまちなか周遊バスで移動した後におすすめしたいのが「街歩き」です。バスや車ではなく、歩く目線の高さで会津若松の古き良き街並みを感じてみてください。七日町は「なぬかまち」と読みます。これ、地元民でも知らない方が多いので、知っているあなたはツウですよ!七日町は、江戸時代に城下町として繁栄し、大正期以降のレトロな建物が現役で今も数多く残っています。会津の民芸品や工芸品、酒蔵も多いので、会津土産は七日町で購入するのがおすすめです!


渋川問屋

会津に来たからには是非会津の郷土料理を堪能していただきたい!そんなあなたにおすすめなのがこの渋川問屋です。重厚な門構えのこの建物は120年以上もの歴史があり、会津若松市歴史的景観指定構造物に指定されています。その中で味わう郷土料理の数々は格別でありこと間違いなしです。

お食事では、郷土料理である「こづゆ」や「ニシンの山椒漬け」などがいただけます。

また、別館は宿泊施設となっています。会津若松といえば東山温泉が有名ですが、個人的には「大人の隠れ家」のような、ワンランク上のお宿であるこちらをおすすめします!

アクセス:【バス】ハイカラさん「阿弥陀寺東」下車、徒歩1分

住所:福島県会津若松市七日町3-28

電話:0242-28-4000

HP:http://shibukawadonya.com/


末廣酒造 嘉永蔵

150年の歴史を持つ酒造、末廣は福島県で初めて酒造りを成功させたことで県内外で有名な酒蔵です。この酒蔵自体も築100年を越え、会津若松市歴史的景観指定建築物に指定されています。末廣では無料で酒蔵見学ができ、併設されているカフェ「蔵喫茶 杏」でホッと一息つくことも。

試飲もできるので、会津の日本酒を飲み比べてみるのも良いですね。くれぐれも飲みすぎないように!

アクセス:【バス】ハイカラさん「大和町」下車、徒歩2分

料金:無料

時間:09:00~17:00(見学は09:00~16:30)

住所:福島県会津若松市日新町12-38

電話:0242-27-0002

HP:https://www.sake-suehiro.jp/


白虎隊悲劇の舞台となった、【飯盛山】周辺

滞在時間:約2時間30分

アクセス:七日町からバスで約40分

会津若松の歴史を語る上で欠かすことのできない白虎隊。その白虎隊の終末の場所となったのが飯盛山です。修学旅行ではお馴染みの場所かもしれませんね。標高314mほどの山ですが、飯盛山からは会津盆地を一望できます。この飯盛山を見ずして、会津若松を離れるわけにはいきません!


白虎隊十九士の墓

白虎隊とは、戊辰戦争時に16~17歳の少年達で結成された部隊です。敵の元から退却し、飯盛山にたどり着いた時に彼らが目にしたのは、燃え盛る若松城(鶴ヶ城)でした。実際に燃えていたのは鶴ヶ城の周りで黒煙で城が隠れていただけでしたが、少年達は会津武士の教えを貫き、全員が自決の選択をします。

唯一、傷が浅く生き残った少年、飯沼貞吉によってこの白虎隊の悲劇は語り継がれるようになりました。

そんな若き少年達19隊士の墓が飯盛山にあります。会津武士の教え「ならぬことはならぬものです」を守り、自らの命を捧げた少年達に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。

アクセス:【バス】ハイカラさん・あかべぇ「飯盛山下」下車、徒歩5分

料金:無料

時間:スロープコンベアの運転時間

08:00~17:00(3月21日~12月21日)

09:00~16:00(11月21日~3月20日)

住所:福島県会津若松市一箕町八幡弁天下

電話:0242-39-1251


さざえ堂(国指定重要文化財)

会津に来たら絶対に行って欲しいスポットがこちら、さざえ堂です!さざえ堂は、世界に唯一現存する二重らせん構造の木造建築物であり、国指定重要文化財に指定されています。二重らせん構造の建造物と言っても想像できませんよね。入り口を入ってぐるぐると登って降りても絶対に入り口には戻ってくることができません。一度たりとも同じ道を通ることはなく出口にたどり着く不思議なお堂です。

その順路には、西国三十三観音像が安置されており、さざえ堂を登り降りするだけで三十三観音参りが出来てしまう、なんとも合理的で画期的なお堂なのです。

アクセス:【バス】ハイカラさん・あかべぇ「飯盛山下」下車、徒歩5分

料金:大人400円/高校生300円/小中学生200円

時間:4月~12月は08:15~日没まで、1月~3月は09:00~16 : 00まで

住所:福島県会津若松市一箕町八幡滝沢155

電話:0242-22-3163

HP:http://www.sazaedo.jp/


さいごに

いかがだったでしょうか。会津若松は街自体が観光スポットであるため、特に厳選したおすすめルートのご紹介でした。江戸幕府のために必死に闘った会津藩の歴史がしっかりと残る会津若松は、今でも多くの人に愛され続けています。
 観光スポットやレトロな街並みだけでなく、会津特有の会津弁と、会津人の優しさに癒されに来てみてくださいね!

よかっぺボタンを押して
このチャレンジを応援!

1よかっぺ
SHARE
top