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2019.12.13

白河だるまの歴史と特色を徹底調査

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福島県の白河市は東京都心から北に185km離れた場所に存在し、県の南部中央に位置しています。

この街は古くからみちのくの玄関口として知られていて、周辺が山々に囲まれた自然豊かな街なのが特徴です。

そんな福島県の白河市では古くから「白河だるま」が有名でもあり、今では福島県の名産品として販売されるようになりました。

そこで「白河だるま」のことをまだ知らない人や、どのようなだるまなのか知りたいと思う人のために、「白河だるま」の歴史や特色、作り方や購入方法などについて紹介していきます。

「白河だるま」が有名な福島県の白河市はどんな街

白河市は那須高原に面していることもあり、夏の暑い時期でも涼しく冬は寒冷なのですが、積雪は少ないのが特徴の街です。

観光としては国指定史跡の白河関跡や南湖公園などの長い歴史と文化が残る街と言え、妙関時の乙姫桜や白河提灯祭り、白河だるま市などのイベントも開催されています。

福島県では各地域で人気の観光スポットやイベントなどが開催されていますので、年間の観光客数は5万人になるとも言われています。

「白河だるま」の歴史とは?

白河市は今から約300年前の白河城主「松平定信楽翁公」が城下の繁栄を図り、「市民の生活をより元気にしよう」という考えから「白河だるま」が誕生しました。

街の人にだるまの技術を習得させ、旧正月14日を縁日としてだるま市を張らせたのが、「白河だるま」の始まりとされています。

「白河だるま」が生産されるようになってからは地元の人々に愛されるだるまになり、長い歴史と文化を感じられることから幸運をもたらす縁起物として知られるようになりました。

白河市では家族の健康や会社の繁栄、高校や大学などの合格や選挙での当選など、何かの願い事を行う際には必ず「白河だるま」が傍にあると言われています。

「白河だるま」が幸運の象徴とされているのには理由があり、「鶴亀松竹梅」が顔の中に描かれていることによって、幸運をもたらすと言います。

願い事をする際には「白河だるま」の左目に目を入れて、成就したら右目を入れるというのが風習となっています。

日本一の「白河だるま」の特徴

「白河だるま」の特徴と言えば、谷文晃の考えからデザインされたもの、という点です。

眉は鶴、ヒゲは亀、顎鬚は松、びんひげは梅、顔の下には竹を模様化して、全体で幸福を感じられるのが特徴です。

この特徴から、「白河だるま」は品の良さがいいとして、日本一のだるまとして知られるようになりました。

最近では、年間に15万個の「白河だるま」が作られていて、全国的にも人気を呼んでいます。

これによって全国各地から「白河だるま」を買い求めにきたり、観光ついでに購入して帰る人も増えているのだそうです。

「白河だるま」の気になる作り方と飾り方

「白河だるま」は、「白河だるま総本舗」や「白河だるま製造卸」などで製造されています。

「白河だるま総本舗」では、「白河だるま」を作る技術よりも大事にしていることがあるそうです。

最近は、技術の向上によって同じ表情で「白河だるま」を大量生産して作ることもできるのですが、「白河だるま総本舗」では、あえて同じ表情の「白河だるま」を作らないようにしていると言います。

何故かというと、「白河だるま総本舗」では「あなたの個性を尊重する」というテーマに沿ってだるまが作られているからであり、人間の顔が他の人と違うように「白河だるま」も一点一点異なる表情で作ることが大切なのです。

そのため「白河だるま総本舗」で作られている「白河だるま」では、個性豊かなだるまを作ることで全国各地から注文を受けるようになりました。

「白河だるま」の表情は職人の手によって手描きで描かれているため、注文をしたお客さんからは「無理だと思っていた要望にも応じてもらえた」と高い評判を誇っています。

また「白河だるま」の個性を大事にしていることからそれぞれの表情が違って見え、生きているように見えるという声もあります。

「白河だるま」は仏教の一脈である禅宗開祖の達磨の坐禅姿を模した置物で、現在では縁起物として幅広い人に愛されるようになりました。

「白河だるま」を飾る際には、昔から東または南向きに飾るのが好ましいと言われています。

そのため部屋に飾るときは、東西南北を確認してから飾りましょう。

願い事をする際には、日の良い大安や友引、先勝などに左目を入れ、特に祈願をしないのであれば両目を入れて飾ると、厄除けや家内安全などの意味があるとされています。

縁起物の置物として部屋に飾りたい場合には、厄除けや家内安全を願って両目を入れてから飾りましょう。

「白河だるま」市のイベント開催で購入可能

「白河だるま」は縁起物ですので厄除けや家内安全などの意味もあり、一家に一つは欲しいと考える家庭も少なくありません。

購入しようと思っている人は、福島県の白河市で開催されるイベント「白河だるま市」を訪れるといいでしょう。

この「白河だるま市」では、約700店舗もの露店が立ち並び、価格やサイズ、カラーなども異なるので、自分の目で見て直接購入する方がいいでしょう。

「白河だるま市」では、大きなものから小さなサイズまで、18種類の「白河だるま」が各場所で販売されていて、価格は大体300~4万円くらいのものまであります。

初めのうちは小さいサイズから祈願をしていき、年々大きさをサイズアップしていくと良いでしょう。

また「白河だるま市」で販売されている「白河だるま」は、値切れば値切るほど縁起がいいとも言われていますので、購入をする際にはお店の人と価格交渉をしてみましょう。

「白河だるま」は、カラー毎にご利益が異なると言われています。

そこで「白河だるま」のカラーによるご利益を、一覧で紹介していきます。

「白河だるまのカラーとご利益一覧」

  • 朱色/赤 大願成就/勝負運
  • ピンク 恋愛/子宝
  • 青 仕事運/集中力/学業成就
  • 白 ―から始める
  • 黄色 金運/仕事運
  • 紫 直感力/カリスマ性/癒し
  • 黒 魔除け/格を上げる/社運
  • 緑 健康運/交通安全/癒し

両目の入った「白河だるま」はどんど焼きで供養してもらえますので、供養をしてもらってから新しい「白河だるま」に願いを掛けて飾ることがおすすめです。

また「白河だるま市」では「白河だるま」だけでなく、白河市の名産品である白河ラーメンやだるまバーガーなども購入できます。

その土地ならではの味を堪能しながら、お気に入りの「白河だるま」を探してみてはいかがでしょうか。

「白河だるま市」のイベントの詳細、開催時間や駐車場

「白河だるま市」は2月11日に毎年開催され、恒例のイベントですのでお客さんも大勢訪れています。

開催時間は9:00~19:30までで、このイベントが開催されている間は白河だるま市号が、臨時列車として利用できます。

臨時列車の運行区間は郡山~白河・白河~郡山で、白河駅の目の前にてイベントが開催されるため、臨時列車を利用すると交通アクセスも便利です。

大体お昼くらいから混み始めますので、なるべく早い時間帯に現地入りして、お気に入りの「白河だるま」を手に入れしておいた方がいいでしょう。

現地まで車で向かう人は、「白河中央中学校校庭」を利用するか、「白河信用金庫西支店」や「白河合同庁舎」などを利用しましょう。

他にも臨時駐車場として「JRAウインズ新白河」、「白河病院駐車場」、「JA夢みなみしらかわ」などの駐車場も利用が可能です。

臨時駐車場や開催日時などについては変更があるかもしれませんので、「白河だるま市」のイベントに行く際には、その都度インターネットで確認しておきましょう。

「白河だるま」をふるさと納税で手に入れる

「白河だるま市」以外で「白河だるま」を手に入れるのは、現地を訪れることになりますが、福島県の白河市のふるさと納税を利用すると、「白河だるま」のお酒を手に入れることができます。

それが「千駒 清酒 縁起物 白河だるま酒(赤・白)」です。

寄附の金額は16,000円からになり、発送期日は準備ができ次第順次発送されます。

このふるさと納税の内容は、「だるまの陶器入り 日本酒(赤)500ml×1個」と、「だるまの陶器入り 日本酒(白)500ml×1個」となっています。

なんと手焼き陶器の「白河だるま」に、飲みやすい日本酒が詰まっています。

美味しい日本酒を楽しんだ後は、「白河だるま」を飾ることができることから、一石二鳥と言えるでしょう。

こちらのふるさと納税は年間で売り切れる数のみを製造しているため、万が一に品切れとなってしまった場合は、製造されるまで待たなければならない場合があるのも、手焼き感があって風情と言えるのではないでしょうか。

福島県の白河市は県内でも大きな都市の一つですが、こちらでは「白河だるま」が名産品として知られています。

「白河だるま」の左目を描く際に祈願をすれば願いが必ず成就すると言われ、縁起物の一つとして知られるようになり、現在では全国各地から問い合わせが増えているのです。

「白河だるま」は「白河だるま市」で購入することができ、様々な表情やサイズ、価格のものが販売されています。

カラーバリエーションも豊富で、カラー毎にご利益も異なりますので、叶えたい願いのカラーに合わせて「白河だるま」を選びましょう。

「白河だるま」は祈願をしなくても、両目を入れて飾ることで厄除けや家内安全になりますので、家庭に一つ置いておくことで、安心して暮らしていける空間を作ることができるでしょう。

「白河だるま市」に行けない人はふるさと納税を利用して、「白河だるま」のお酒を手に入れるといいと思います。

美味しいお酒の詰まった紅白の「白河だるま」を返礼品として受け取れますので、ふるさと納税を上手に活用することも視野に入れてみてはいかがでしょうか。

ふるさと納税で福島を応援しませんか?

そもそも「ふるさと納税」とは?と思う方もいらっしゃるでしょうか。

ふるさと納税とは、ご自身の生まれ育ったふるさとや、愛着のある地を応援することの出来る寄附金制度です。

生まれ育ったふるさとやゆかりのある地、応援したいと思う区市町村に寄附をすることで、寄附主のあなたが今お住まいになっている区市町村の住民税や所得税が軽減されます。

内容によっては、今回ご紹介している「白河だるま」のように返礼品を受け取ることもできます。

「ふるさとを応援したい。」
「ふるさとの力になりたい。」
「お世話になったあの地に何か恩返しがしたい。」

そんなお気持ちを、ふるさと納税を通して伝えましょう。

ちなみに、福島県白河市によるふるさと納税の寄附金の使い道は、以下の通りです。

  • 令和元年の台風19号被害による支援
  • 小峰城清水門復元プロジェクト
  • 本を心のオアシスにするまちづくり
  • 未来のひとづくり応援事業

福島県白河市では、白河だるまの他にも、白河そばや白河ラーメン、白河高原清流豚を使用したウインナーやカレー、地酒、伝統工芸品の相馬焼など、約190点あまりの返礼品が用意されています。

福島県白河市を「応援する気持ち」「愛する気持ち」をかたちにしてみませんか。

白河市だけでなく、福島県内の各市町村でもふるさと納税が実施されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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