北塩原村の「桜峠のハニーワイン」の特徴と美味しい飲み方とは
目次
福島県の北塩原村に存在する桜峠は、厳しい冬を乗り越え逞しく成長したオオヤマザクラが満開に咲き誇る名所です。
桜の名所としても知名度が高くなり、「桜峠さくらまつり」というイベントが毎年開催されています。
この桜峠で採取したハチミツを使ったハチミツ酒(ミード酒)、「桜峠のハニーワイン」が2018年から福島県の特産品として販売され話題を呼んでいます。
そこで桜峠のハニーワインとはどのようなお酒なのか、どんな効果や飲み方があるのか、何処で購入できるのかなどについて紹介していきます。
桜峠のハニーワイン(ミード酒)の原料
桜峠のハニーワインの原料と言えば、やはりハチミツです。
福島県の裏磐梯にある、桜峠から採取されたハチミツを使用しているのが何よりの特徴と言えます。
この桜峠は2001年の敬宮愛子内親王殿下のご誕生を記念して、オーナー制度によって植樹したのが始まりと言われています。
後に東京都の杉並区やニュージーランドなどから、交流記念として追加で植樹をしてもらうようになり、現在では約3,000本の桜がキレイに咲き誇る場所になりました。
そのためこちらは桜の名所としても全国に知られるようになり、「桜峠さくらまつり」では毎年多くの観光客が訪れています。
桜峠のハニーワイン(ミード酒)はどんなお酒
桜峠のハニーワインは、北塩原村で養蜂家を営んでいる遠藤さんが採取した「オオヤマザクラ」のハチミツのみを使用して作られているお酒です。
全国的にも珍しい、ハチミツのお酒(ミード酒)として作られました。
ミード酒は、洋酒に詳しい人にしかあまり知られてはいないのですが、西洋では主に神話や歴史物語、詩などに出てくるお酒としてハニーワインとも呼ばれています。
ミード酒はワインなどとは異なり、ハチミツとお水だけで作る醸造酒でもあり、ワインよりも1年以上前から存在していたと言われています。
こちらの特徴としては、濃厚な味わいのハチミツを使った料理、またハーブやスパイスなどを加えてコクのある甘味を感じられるミード酒もあったそうです。
ワインと製造方法が似ていますが、ハチミツと水、酵母菌だけで製造をするため太古の貴重な味わいを感じられます。
ハチミツを水で2~3倍に薄めた後、糖度計を使って確認しながら26.5度の糖度を保つように作り上げていきます。
3~4週間くらい発酵させると炭酸ガスが湧き出るようになり、ビールのような泡が出てきます。
ここにシートを被せて、発酵するまで待つとミード酒は完成します。
これまで培ってきたノウハウと経験によって、アルコール度数11度が絶妙な酸味と甘みが味わえるということに行きつきました。
ミード酒は殺菌作用や抗酸化作用が強く、腐りにくいことから常温でも保存しやすいと言われています。
瓶の中でも熟成されていくため、時間が経てば経つほど美味しくて深みのある味わいになるそうです。
桜峠のオオヤマザクラのハチミツを使った桜峠のハニーワインはハチミツの香りが素晴らしく、日本酒に似た口あたりの良さと優しい甘さで、スッキリとした飲み心地を堪能できます。
ハチミツの甘さのおかげで、お酒が飲めない人でも飲みやすいと言われ、ハチミツそのままの栄養を摂取することができるのが特徴です。
そのまま飲んでもとても美味しいのですが、お好みで炭酸やワインで割っても楽しむことができるでしょう。
桜峠のハニーワイン(ミード酒)は健康のために飲む
桜峠のハニーワインは、オオヤマザクラのハチミツのみを使って作られます。
そのためハチミツの持つ様々な効果を、最大限に引き出すことができるのです。
ハチミツにはビタミンやミネラル、鉄分などの体に良いと言われる成分が豊富に含まれているため、健康的にエネルギーをつけたいときには重宝します。
ハチミツには血液を作る際に必要となるビタミンCやビタミンB群、銅や葉酸なども含まれていますので、貧血を予防する効果も期待できるのです。
さらには、桜峠のハニーワインに含まれているハチミツの果糖はアルコールの分解を促進させてくれますので、悪酔いをすることなく、二日酔いにもなりにくいと言われています。
このような効果の高さから、英国ではミード酒にハーブやスパイスなどを加えた「メセグリン」が人気を呼んでいます。
アルコールで血行が良くなり、体が温まって熟睡の効果や体力回復などの効果が得られるとして、親しまれているのです。
桜峠のハニーワイン(ミード酒)のおすすめの飲み方
桜峠のハニーワインは様々な効果を得ることができ、体にも良いと言われています。
ではどのようにして飲んだら、最も良いと言えるのでしょうか?
桜峠のハニーワインは、ストレートやロックでいただくのが一番のおすすめです。
お湯で割ってホットミードとして飲んだり、レモンを加えてレモネードとして飲むのもおすすめで、ハチミツの香りと甘さを引き出すことができます。
また桜峠のハニーワインにシナモンを加えてスパイシーミードとして飲んだり、カクテルやシャーベットとして楽しむのも良いでしょう。
桜峠のハニーワインには、色々な飲み方や楽しみ方があります。
独自にアレンジをしたり、料理に加えることでハチミツのコクと甘さを足すこともでき、味に深みを出すような使い方もいいかもしれません。
桜峠のハニーワイン(ミード酒)購入【桜峠さくらまつり】
お酒に興味がある人や珍しいお酒に詳しい人は、福島県の特産品として登場した桜峠のハニーワインを飲んでみたいと思う人もいるでしょう。
桜峠のハニーワインを購入したいときには、福島県の裏磐梯で開催されているイベント「桜峠さくらまつり」を訪れると、簡単に購入することができます。
桜峠さくらまつりは、毎年4月の下旬~5月の上旬まで開催されています。
イベントの開催日は毎年異なりますので、イベントで桜峠のハニーワインを購入したいという人は、桜峠さくらまつりがいつ開催されるのかをチェックしてから訪れるようにしましょう。
2018年は4月28日~5月6日まで、2019年は4月20日~5月6日まで開催されていました。
晴天になるときは多くの来場者で賑わうことになりますので、来場する際には時間に余裕をもって出掛けるようにしましょう。
「桜峠さくらまつり 」
○開催場所 福島県取麻郡塩北原村大塩桜峠
○開催時間 10:00~16:00
○駐車場 桜峠駐車場 ラビスパ裏磐梯第1駐車場
桜峠のハニーワイン(ミード酒)購入【道の駅 裏磐梯】
桜峠のハニーワインは桜峠さくらまつりで販売されているため、イベントが開催されていない時期はどこで購入すればいいのでしょうか?
イベントが開催されていない時期に桜峠のハニーワインを購入するときは、「道の駅 裏磐梯」へ訪れるといいでしょう。
「道の駅 裏磐梯」では、2018年の12月から桜峠のハニーワインを販売するようになりましたので、375mlを2,700円(税込)で購入できます。
こちらの道の駅には、地元の食材を使った食事や農産物直売所などもあり、地元の郷土品コーナーでは假屋崎省吾監修のフリーグラスや、ぐい呑みなども購入することが可能です。
また道の駅に設けられている「森のアイス工房」では、こちらの地域でしか味わえない山ぶどうのジェラートや、抹茶と黒ゴマの両方を楽しめるジェラートまであります。
山ぶどうのジェラートは山ぶどうの芳醇な香りと爽やかな酸味を味わうことができ、抹茶と黒ゴマのジェラートは抹茶の優しい苦味と、黒ゴマの香りを楽しむことができます。
福島県に観光に訪れた際には、「道の駅 裏磐梯」に立ちよって桜峠のハニーワインを購入したり、地元の食材を使ったレストランで食事を楽しんだり、デザートとしてアイス工房でジェラートをいただいて、その土地ならではの味を堪能してみるのはいかがでしょうか。
桜峠のハニーワインはふるさと納税でもらうことができる
福島県と言っても、なかなか遠いことから観光でも行くのが大変、と感じている遠方に住んでいる方もいると思います。
そんなときは、福島県北塩原のふるさと納税を利用して、桜峠のハニーワインを返礼品としていただいてみてはいかがでしょうか。
福島県北塩原のふるさと納税では、「桜峠のハニーワイン375ml」を2本セットで手に入れることができます。
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/07402/4566376
寄附の金額は18,000円からで、「道の駅 裏磐梯」で購入するよりも割高となってしまうのですが、ふるさと納税であれば何度でも申し込みが可能ですし、納税をすることもできるので一石二鳥です。
桜峠のハニーワインを飲んでみたい、という人にはこれ以上ないことだと思います。
発送期日に関しては随時行っているとのことですので、福島県へ訪れることが適わない人や、桜峠のハニーワインを堪能してみたいという人は、ふるさと納税で桜峠のハニーワインを手に入れてみてはいかがでしょう。
福島県の特産品として販売されるようになった桜峠のハニーワインは、希少性の高いオオヤマザクラのハチミツを使用しています。
ハチミツの甘さと香りを楽しむことができ、お酒が苦手という人でもスッキリとした爽やかな味わいから、飲みやすいのではないかと思われます。
桜峠のハニーワインは召し上がり方も様々な方法で堪能でき、独自のレシピを考えたり、ハチミツの効果を高めた飲み方を考えるのも面白いかもしれません。
ハチミツにはビタミンやミネラル、鉄分などが豊富に含まれていますので、お酒として召し上がることが苦手な人はホットミードとして飲んだり、レモネードにするなど様々な方法を試してみましょう。
桜峠のハニーワインは常温で保存をしても劣化しにくいですし、瓶の中でも熟成されていくため、時間が経てば経つほど味がこなれて美味しくいただけます。
桜峠のハニーワインを購入する際には、購入してからすぐ飲むものと時間を置いてから飲むものに分けておくと、楽しみが増やせるのではないでしょうか。
ふるさと納税で福島を応援しませんか?
そもそもふるさと納税ってよく聞くけど何?と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「ふるさと納税」とは、ご自身の生まれ育ったふるさとや、愛着のある地を応援することの出来る寄附金制度です。
生まれ育ったふるさとやゆかりのある地、応援したいと思う区市町村に寄附をすることで、寄附主のあなたが今お住まいになっている区市町村の住民税や所得税が軽減されます。
内容によっては、返礼品を受け取ることもできます。
「ふるさとを応援したい。」
「ふるさとの力になりたい。」
「お世話になったあの地に何か恩返しがしたい。」
そんなお気持ちを、ふるさと納税を通して伝えてみませんか。
福島県北塩原村によるふるさと納税の寄附金の使い道は、6通りです。
- 夢に向かって光り輝くひとづくり
- 心で支え合う安全で安心な暮らしづくり
- 風土と特色を活かした力強い産業づくり
- 地域を愛し、誇りを抱くふるさとづくり
- 交流が生み出す多様なむらづくり
- 村におまかせ
福島県北塩原村の返礼品では、桜峠のハニーワインの他にも北塩原村産のコシヒカリやひとめぼれ、地酒やはちみつ、ジャムの詰め合わせなども用意されています。
その他、福島県のふるさと納税に関する情報はこちらのサイトから確認できますよ。お気に入りの土地の返礼品をチェックしてみませんか。